まほやくについて。

作品としては王道RPG的な世界観で、異世界に召喚された主人公が選ばれた魔法使いたちと月(厄災と呼ばれ世界を亡ぼす力をもつ)と戦い世界を救うというお話です。

主人公は男女選べるのですが主人公くん(真木晶)のビジュが平凡受好きな自分にドンピシャ。二年目になってミスラ(気だるげな敬語使いの二番目に強い魔法使い)との関係がどんどん発展してきて不良×平凡カプ好きの性癖がうずいてしまったんでしょうね…。

システムはウマ娘に近いです。

海外の映画のような、古い絵本のような語り口のシナリオなのでちょっと癖を感じるかもしれません。おすすめ度合いとしては…一年目ならおすすめできたのですが更新頻度がかなりまったりになってしまい不便な部分は調整入らないまま育成がやりづらくなってしまっているので「時間を埋めたいひとは触ってもいいかも」くらいでしょうか。

若干初期の無風状態だった刀剣に近い状態なので(泥率がどんどん低くなるのに周回要求がえぐい、シナリオ更新ほぼなし…グッズは出る、みたいな)ちゃんとゲームやってる感がほしい人は他をおすすめします。

他人に他すすめておいて自分はプレイしているのはどうなんだって感じですが、カプにはまってしまうとつい追っちゃうんですよね…。ミスラにこんなにはまることになると思ってなかったです。荒っぽいおらおら不良でもなく、言葉遣いは丁寧で返事も挨拶もしてくれるんですがぼーっとしていて、かといって気安く接すると「なんかうるさいですね」って瞬殺してくる感じの不良っていうのが新鮮でした。やる気がないバイト君だけど頼めば意外と聞いてくれるという公式の評価ですが合ってるなと思います。

他人の感情に興味ないとはっきり主人公に最初拒否の態度をとったりもするんですが、色々設定上接触する機会が増えて段々晶くんが帰るのを渋ったり喜ぶことを自分なりに考えたり…なショタ感というかバブちゃんみたいな感じを出してきてくるので、そっけない野良猫と仲良くなってしまい離れがたくなってしまった感情が沸いてきてしまいます。

あと無表情でぼーっとしてるんですが晶くんの前だと「あはは」って屈託ない笑顔を見せてくれることが多く、それもポイント高いですね。賢者だから、という立場にこだわらずに純粋に心を通わせたという感じがあって晶くんとの時間で情緒が育ってきたなあと思います。(1500年間生きてたのに誰も近寄らない氷の島に住み続けてたキャラのため交友関係結んでた人が異様に少ない)

あとはフィガ晶♂も好きなので作品読んだり、たまに妄想もしたりするのですがここ一年間接触あまりなかったのが最近また接触増えてきてびっくりしてます。

フィガロはミスラと違って季節イベではなくメインで出会ってすぐ晶くんを籠絡したいと口説いてきた男なんですが、微妙に人の心がわからない性格というか冷酷で自分も含め目的のために合理的に切り捨てるタイプで、晶くんにその中身がすぐ露見してしまいかわされ続けてる状態。その後初期の季節イベで熱心に口説いてくるがやはりかわされ続け…という感じです。(私は初期イベすべて回収してないので半分くらい見たかなーという状態)

晶くんを口説いたのも自分の「人間と魔法使いの共存」の目的に適うのと、「愛を知りたいけど2000年生きて結局相手を見つけることができなかった」という理由のため…というニュアンス…?かな…?

疑問形なのはこのキャラ、とてもやさしいし親切なのですが目的達成のためには親しい相手も道具として使うし自分の大切なものもあっさり手放す、という難解なタイプだからです。キャラとしてすごく好きなんですが難しすぎて妄想もままならない。七夕伝説も「年1で続くなんてコスパいいね」って感想がまず出てしまう男…。

接触が増えて驚いた、というのもまほやくは主人公とキャラの関係性というよりキャラとキャラとの関係性の描写が多いので、フィガロもキャラとキャラとの関係重視に視点が移ったのかなと思ってたためです。(ミスラのようにはっきり主人公に帰ってほしくないと何度も態度に示す方が珍しい感じです)二年目くらいで公式の方向性がキャラとキャラ重視だと示された印象だったので意外でした。いや、また方針転換入るかもですが…。

ミスラも最初キャラとキャラ重視でシナリオ動いてるなーと思ってたのが、主人公の晶くんとどんどん仲良くなっていってびっくりしました。この辺公式が読めないので今後どうなるのかさっぱりです。

リリース当初からほぼ動きがなかったシナリオがようやくぽつぽつ更新されてきたので続き楽しみにしていますが、急に不穏な話も出てくるのでドキドキです。ゲームの他の部分の更新ももっと早くなってプレイ自体が楽しくなれば人にもお勧めできるのですが…どうだろう…設定は面白いので頑張ってほしいなあと見守ってます。

久しぶりの更新すぎて、調子にのって長文語りしてしまいました。自分のブログくらいしかこんな長文書く機会ないのでご容赦ください。ページ切り分けてて正解でしたね、ここまでおつきあいしてくださった方もしいましたらありがとうございます。

ではでは